会の紹介
大切なお腹のあかちゃんとの死別は、妊娠初期では10%前後、妊娠22週以降では1%程度の方が経験されており、決して特別なことではなく、ある日突然、誰にでも起こりうることだと考えます。
しかし、実際に体験された悲しみは想像を絶するものだと思います。
そして、出産後にご自宅に帰られてからの時間は、とても長く感じられることでしょう。
産後の身体の不調を感じられることもあるでしょう。
そのような時に、悲しみを打ち明けられる人が傍にいたら、
少しでも心の支えになるかもしれません。
産後の身体の不調について相談できたなら、
悲しみと向き合えることができるかもしれません。
欧米では、死産後の女性に寄り添う、ビリーブメントドゥーラという職業の方がおられるそうです。日本でも、赤ちゃんとの死別を余儀なくされた女性の皆さまの心と身体の回復のために、何か少しでもお手伝いできればと考え、この会を立ち上げました。
私たちが目指す
支援のしくみ
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- 流産・死産直後の混乱期(フェーズ0)
- 専門医療関係者による病院内での支援
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- 退院直後の喪失期(フェーズ1)
- 看護師・助産師による家庭訪問支援
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- 日常生活適応期(フェーズ2)
- 対人援助を専門とする支援者による傾聴支援や分かち合い支援
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- 日常生活回復期(フェーズ3)
- 地域の理解者ある支援者による傾聴支援や見守り支援