【ご案内】6月13日オンラインセミナー

2021.05.17

大阪ドゥーラの会では、福島県立医科大学災害こころの医学講座准教授の瀬藤乃理子先生をお迎えして、「周産期におけるあいまいな喪失」をテーマとしたセミナーを開催いたします。

“あいまいな喪失”という概念は、喪失しているかどうかはっきりしない不確実な喪失を意味します。おもに災害や犯罪で行方不明の状態であるため、遺された家族には典型的な悲嘆反応とは異なる反応が生じるとも言われています。

周産期における喪失も、お別れを伝えることのできない死別ととらえるなら、この“あいまいな喪失”に当てはまるかもしれません。

日本の災害支援分野で長年にわたり、ポーリン・ボス博士から直接トレーニングを受け、取り組んでこられた瀬藤先生の貴重なお話を伺うことで、周産期におけるグリーフケアの手掛かりを見いだす機会になるのではないかと期待しています。

前半60分は瀬藤先生によるご講義で、後半60分は瀬藤先生と参加者の皆さまによるディスカッションの予定としています。

グリーフケアにかかわる医療・保健・福祉専門職者の皆さま、ぜひご参加をお待ちしております。

セミナー参加ご希望の方はチラシのQRコード、または、以下のリンクからお申込みください。https://forms.office.com/r/xAG3CXWU2X